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頚椎

頚椎症性脊髄症

 頚椎が加齢性変化を生じ、脊髄が走行する脊柱管が狭くなることで、脊髄が圧迫され、手足のしびれや、手がうまく使えない、歩くことが難しくなるなどの症状が生じる病気です。
 治療は、くすり、リハビリ、点滴注射の治療を行い、症状が改善しない場合は、手術治療を行います。
 手術は首の後ろから顕微鏡を用いて脊柱管を拡大し、脊髄の圧迫を取り除く手術です。 手術時間は2時間前後で、出血量も少量であるため、輸血も不要です。 
 術翌日から歩行・リハビリを開始し、入院期間は2週間程度です。拡大した骨は2~3ヵ月で癒合します。
手術前
手術後
術後、脊柱管が拡大し、神経の圧迫が消失しています。

頚椎後縦靭帯骨化症

 頚椎をつなぐ役割の後縦靭帯が、体質により骨化し、脊髄を圧迫して、手足のしびれや、手がうまく使えない、歩くことが難しくなるなどの症状が生じる病気です。糖尿病や高脂血症も骨化に関係していると報告されています。
 治療および手術方法は、頚椎症性脊髄症と同様です。
手術前
         手術後
 術後、脊柱管は拡大しています。

頚椎椎間板ヘルニア

 クッションの役目をする椎間板が、加齢性の変化等で傷んで飛び出し、神経を圧迫する病気です。頚部、肩部の痛み、手のしびれや痛みを生じます。
 治療は、くすり、リハビリ、点滴注射の治療を行います。症状が改善しない場合は、入院して脊髄造影検査で詳しく調べて、ブロック治療を行います。症状が持続する場合は、手術治療を行います。
 手術は顕微鏡を用いて、頚部の後方から約10mmの骨孔を作製し、ヘルニアを切除します。手術時間は1時間程度で、出血もごく少量です。
手術前CT
手術後CT
手術前MRI
手術後MRI
手術用顕微鏡を用いて、10mmの骨孔からヘルニアを摘出しました。
術後、矢印部のヘルニアは消失しています。            

頚椎症性神経根症

 頚椎が加齢性変化を生じ、変形した骨が神経根(脊髄から分岐した神経の枝)を圧迫し、頚部、肩部の痛み、手のしびれや痛みを生じる病気です。治療は、頚椎椎間板ヘルニアと同様の治療を行います。
 手術は顕微鏡を用いて、頚部の後方から約10mmの骨孔を作製し、神経根の圧迫を除去します。手術時間は1時間程度で、出血もごく少量です。
 手術翌日から歩行・リハビリを開始し、入院期間は2週間程度です。
手術前
手術後
手術用顕微鏡下で約10mmの骨孔を作製して、神経の圧迫を除去しました。
 術後、矢印部の狭窄は消失しています。                  

★脊椎手術支援システム

当院では最新の手術支援システムを導入し、正確・安全な手術を行っています。
手術用顕微鏡
 術中ナビゲーションシステム
脊椎専用手術台
脊髄モニタリング
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